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化学物質過敏症 つきあいかたのヒント
化学物質過敏症(CS)と電磁波過敏症(ES)とともに歩む泣き笑い日記
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なごみ

Author:なごみ
自宅の外装工事がきっかけで化学物質過敏症と電磁波過敏症をほぼ同時に発症。その後、一進一退を繰り返していますが、できる限り普通の人として生きたいと思っています。

発症してしばらくは孤独な日々だったので、初めてCSの仲間と出会ったときは本当にうれしかったです。そんな人がきっとほかにもいるに違いない、との思いから仲間への呼びかけを始めました。発症から7年目のいまは多くの仲間たちに支えられて感謝の日々です。(2008年10月記)

・CS和の会代表
・カウンセラー
・シックハウス対策アドバイザー

【化学物質過敏症とは】
ごく普通に身の回りにある建材、家庭用品や化粧品などに含まれる化学物質に反応して、さまざまな身体的、精神的症状があらわれます。
まだ未解明な部分はありますが、ある一定量の化学物質にさらされると、
それ以降は微量の物質にも過敏に反応するようになるといわれています。
発症すると、ごく普通の社会生活がほとんどできなくなる人もいます。

【電磁波過敏症とは】
家庭内で使われている電気製品や携帯電話、パソコン、送電線などから出る電磁波で、化学物質過敏症と似た症状を起こすことが知られています。
化学物質過敏症と電磁波過敏症の併発率は80%と言われています。
     * * *
詳しいことは下記のサイトをご覧ください。
・ 化学物質過敏症支援センター
  http://www.cssc.jp/
・ 電磁波問題全国ネットワーク
  http://www.gsn.jp/index.htm
・ CS和の会~化学物質過敏症の仲間たち~http://home.n01.itscom.net/wanokai/

【注】 化学物質過敏症は反応するものがそれぞれ違うので、私が大丈夫のものでも他の方に大丈夫とは限りません。ここに掲載されているものをご利用なさる際は、あくまでもご自分でご判断くださいますようお願いします。

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ファブリーズの除菌成分「QAUT」に新たな毒性 【週刊金曜日】
2017年12月発行ですから少し前になりますが
週刊金曜日(2017/12/1号)に
【「香害」最前線】 ファブリーズ 除菌成分「QAUT」に新たな毒性
という題の記事が載りました。

柔軟剤や合成洗剤に使われるような香料ばかりでなく、
消臭効果のある用品も問題多いのですが、
それを知らずに使っている人が多くて本当に困ります。

ときどき、煙草やカビ臭、香料臭などを消すために
ファブリーズのような消臭効果のあるスプレーを使う人がいます。
おそらくは過敏症である私に気遣ってくれたんでしょうけれど
私にとっては化学物質の上塗りになり、二重苦、三重苦になって余計つらいです。
その理由を伝えたいのですが上手に説明しにくくて困っていました。
これは分かりやすくてうれしいです。

【「香害」最前線】 ファブリーズ除菌成分「QAUT」に新たな毒性
 
ーーー転載ここからーーー
【「香害」最前線】 ファブリーズ除菌成分「QAUT」に新たな毒性
岡田幹治                         2017年12月1日

テレビコマーシャルなどですっかりお馴染みの除菌消臭スプレー。実は毒性が次々に明らかになっている。
これらを使わなくても、子どもやペットに安心な重曹やクエン酸を使う方法も!
※このシリーズは問答形式にしました

――P&Gジャパンの消臭除菌スプレー「ファブリーズ」の除菌成分「QUAT」に新たな毒性が明らかになったと聞きました。そもそもQUATって何ですか。

P&Gのウェブサイトには「特定の除菌成分の総称です」とありますが、「第4級アンモニウム化合物」のことです(注1)。
ファブリーズは、それらのうち界面活性剤として商業利用されている「塩化ベンザルコニウム」など2種類のQUATを含むとされています。

――QUATについてP&Gは「このタイプの除菌成分の安全性は広く認められており、化粧品や薬用石けんなどに使用されています」と書いています。

第4級アンモニウムは細菌の細胞膜を不安定にして細胞を殺す性質をもっており、このため殺菌剤をはじめ抗菌剤・消毒薬、洗浄剤(洗剤やシャンプー)、食品保存剤などに広く使用されています。

人の細胞膜も不安定にしますから、人にも健康被害をもたらします。殺菌力が強い「逆性石けん(薬用石けん)」を多用する医療従事者は皮膚炎を起こし、喘息の原因にもなります(注2)。またアレルギーを起こしやすいため、医薬部外品に使うときは必ず表示しなければなりません。

この物質は、コンタクトレンズ用液に防腐剤として含まれ、角膜障害を起こすことがあるし、麻酔時の筋弛緩剤として使われてアナフィラキシーショックの原因にもなっています。

なかでも塩化ベンザルコニウムは人の眼・皮膚・気道への刺激性が非常に強く、国際化学物質安全性カード(ICSC)で「環境中に放出しないよう強く勧告する」とされています(注3)。

国内では、生まれたばかりの仔マウスにファブリーズの原液を希釈して投与すると死亡率が高まるとの研究結果が公表されています(注4)。

これはソファやぬいぐるみに溜まったファブリーズの成分を乳幼児がなめる場合などを想定しての研究です。


―そうした危険性に加え、アメリカ・バージニア工科大学のテリー・フルベック教授らが新たな毒性を明らかにしたのですね。

研究を始めたきっかけは、研究室の飼育かごの洗浄剤をQUAT含有のものに変更したとたんにマウスの出産率が低下したことです。
驚いた博士らはまず生殖毒性について調べ、QUATに曝露したメスマウスは出産数が少ないことを2014年に発表。15年には、QUATに曝露したマウスでは、オスの精子が減少し、メスの排卵が少なくなるなど繁殖力が落ちることを報告しています。
続いて今年7月、QUATに曝露させたマウスから生まれた仔マウスは、二分脊椎症や無脳症といった「先天性異常(欠損)」(注5)が多いと発表しました(注6)。

教授らは、塩化ベンザルコニウムと塩化ジデシルジメチルアンモニウムという2種類のQUATを用い、それらを「餌に入れて食べさせる」「チューブを通して服用させる」「それらを含む消毒薬を飼育室で使う」という三つの方法で曝露させた結果、次のことがわかりました――。

①曝露されたオスとメスのマウスから生まれた仔は先天性異常の比率が高く、その現象は曝露をやめた後、2世代にわたって引き継がれた。

②オスだけに曝露させ、メスには曝露させなかった場合でも、仔の先天性異常の割合は高かった。

③QUAT含有の消毒薬を飼育室で使った場合でも同じ現象が見られ、先天性異常の発生率は別の消毒薬では0・1%なのに、QUAT含有の消毒薬では15%にもなった。

――①②③とも衝撃的な結果ですが、あくまでマウスを使った実験です。

その通りですが、教授は「動物実験は人への健康影響を予測する確固とした基準」であると強調しています。「次の研究ではQUATと人との関連を検証する」とのことです。

――ファブリーズのような消臭除菌スプレーの危険性がよくわかりました。乳幼児や妊婦のいるところでは絶対に使ってはいけませんね。

車のエアコンにつけて車内に成分を充満させるのは、とくに危険です。

――消臭除菌スプレーを使わず、嫌なニオイを消すにはどうすればよいですか。

部屋がくさいようなら、まず部屋の空気を入れ替えることです。
そしてニオイの発生源をなくすこと。腐ったものは捨て、湿った場所に溜まったごみは掃除します。カーテン類はときどき洗濯し、ソファやカーペットは掃除機をかけ、布団類は外に干して日光に当てます。

化学物質をどうしても使いたいのであれば、「重曹」と「クエン酸」が清掃用に使えて比較的安全だと渡部和男さんは言っています(注2)。

布か紙の袋に入れた重曹を靴の中に入れておくと、重曹がニオイを吸着します。またアンモニア臭や魚臭を消すためには、1~2%のクエン酸液を発生源にスプレーするとよいそうです。


(注1)quaternary ammonium compounds

窒素原子(N)に水素原子(H)が四つ付いた「アンモニウムイオン」の水素が他の有機物質に置き代わった化学物質。「陽イオン界面活性剤」でもある。

(注2)渡部和男「消臭剤―第4級アンモニウムの恐ろしさ」(化学物質過敏症支援センター『CS支援』89号)。

(注3)ICSCは化学物質の健康・安全に関する重要な情報の概要をまとめたもの。欧州委員会や各国の協力で作成されている。

(注4)藤谷知子他「市販家庭用消臭除菌剤に配合される4級アンモニウム化合物のマウス新生仔および成獣における一般毒性指標に及ぼす影響」(『東京都健康安全研究センター研究年報』61号、2010年)。

(注5)二分脊椎症は、脊椎の骨が脊髄の神経組織を覆っていないため、神経組織が正常に働かず、下肢の運動障害などが起きる(生涯、治療やリハビリが必要)。

無脳症は、脳が十分に形成されず、多くは流産や死産となる。いずれも神経管(脊髄や脳など中枢神経系のもと)の閉鎖障害によって起きる先天性異常。

(注6)論文はuhttp://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/bdr2.1064/abstract ブライアン・ビエンコウスキーによる解説「清潔への代償 消毒薬・第4級アンモニウム化合物はマウスの仔に先天性欠損を引き起こす」の安間武訳が化学物質問題市民研究会のサイトに掲載されている。

ーーーここまでーーー


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